取引先への謝礼は経費精算をする際、交際費になるのでしょうか?それとも手数料として処理をするのでしょうか?
- 仕訳業務・勘定科目
謝礼金の性質によって勘定科目が変わります
会社として謝礼金を経費として支出する場合は、その勘定科目の仕訳については、謝礼金の「性質」によってことなってきます。
例えば取引先に対する「お礼」としての意味が強いものであれば、その謝礼は「交際費」として処理をしなければなりません。
これに対し、外部から講師を招いて講習会を開いたような場合に、その講師に対して支払う謝礼についてはお礼よりも「報酬」としての意味合いが強いため、一般的に支払手数料として処理をすることになります。
報酬としての謝礼は源泉徴収の対象
なお、名目が謝礼であってもその実態が上記の支払手数料に仕訳されるような報酬や料金としての意味があるものであって、個人に対して支払われる一定のものについては、「源泉徴収」を行う必要がありますので、この点についても注意しましょう。
まとめ
謝礼については、誰に対してどのような意味合いで支払うかによって、経理上の処理の仕方が変わってきます。
通常は概ね交際費で問題ありませんが、支払手数料などで計上する場合は、源泉徴収の件も踏まえてよく確認するようにしましょう。
また、これら経費精算をスムーズに行うためには、経費精算システムを導入するとより効率的です。是非検討してみましょう。
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