Suica®やPASMO®など電子マネーにチャージした金額を交通費精算するのはNG?

Suica®やPASMO®など電子マネーにチャージした金額を交通費精算するのはNG?

交通費精算

2022/1/7

最近の営業社員は、駅で切符を買わずに、自分が持っているSuica®やPASMO®またはそれらのアプリがインストールされているスマートフォンなどを利用しているようです。
このようにチャージされた金額については、通常通りの交通費精算で大丈夫なのでしょうか。

※デロイト トーマツ ミック経済研究所「クラウド型経費精算システム市場の実態と展望」(ミックITリポート2022年9月号:https://mic-r.co.jp/micit/)より

チャージしただけでは経費にならない

Suica®やPASMO®にチャージをすると、駅の券売機から領収書がもらえます。もしもこの領収書が営業担当から提出されたとしても、これだけを以てイコール経費と処理をしてはいけません。
チャージはあくまでお金を消費したのではなく、電子マネーとして使える状態にしただけであり、まだサービスを受けたわけではありません。

仮に1,000円チャージした日にその営業社員が1,000円分ちょうどの交通費を使用していれば、その交通費精算書と一緒に経費として処理をして問題ありませんが、1,000円チャージしたうちの500円しか使用しなかった場合は、厳密に言うと会計上は棚卸資産扱いとなるため貯蔵品として処理をする必要があります。

実務上は決算時に調整する

但し、このような処理を毎回行うのはあまりにも面倒ですので、実務上はチャージした時点で経費として処理をするのが通常です。
その代わりに、決算時点で未使用のチャージ残高がある場合については、上記の貯蔵品としての処理が必要となりますので覚えておきましょう。

まとめ

Suica®やPASMO®などの電子マネーのチャージについては、どの時点でその金額を消費したのかについて考えることが大切です。
こういった処理を簡単にするためには、経費精算システムを導入するといいでしょう。

※Suica®は東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です
※PASMO®は株式会社パスモの登録商標です

累計導入企業数No.1の「楽楽精算」が
経費精算の悩みを
すべて解決します!

3分でわかる
詳しい資料をプレゼント

活用例や詳細資料をお送りします!

実際の画面で
お試しいただける

便利な機能を体感!

※デロイト トーマツ ミック経済研究所「クラウド型経費精算システム市場の実態と展望」(ミックITリポート2022年9月号:https://mic-r.co.jp/micit/)より

オススメの人気記事

記事執筆者紹介

「楽楽精算」コラム編集部です。
経理担当者様の日々の業務にプラスとなるお役立ち情報「楽楽精算」最新情報をお届けしていきます!

カテゴリ一覧

3分でわかる 楽楽精算 資料プレゼント 3分でわかる 楽楽精算 資料プレゼント
累計導入社数No.1
「楽楽精算」が
経費精算の悩みを
すべて解決します!
新型コロナウイルス対策の一環として、
WEB上でのご案内を強化中!
気軽にオンラインデモをご覧いただくことも可能です。

※ デロイト トーマツ ミック経済研究所「クラウド型経費精算システム市場の実態と展望」(ミックITリポート2022年9月号:https://mic-r.co.jp/micit/)より

おかげ様でラクスグループのサービスは、のべ66,720社のご契約をいただいています(2022年12月末現在)。「楽楽精算」は、株式会社ラクスの登録商標です。

本ウェブサイト内において、アクセス状況などの統計情報を取得する目的、広告効果測定の目的で、当社もしくは第三者によるクッキーを使用することがあります。なお、お客様が個人情報を入力しない限り、お客様ご自身を識別することはできず、匿名性は維持されます。また、お客様がクッキーの活用を望まれない場合は、ご使用のWebブラウザでクッキーの受け入れを拒否する設定をすることが可能です。

プライバシーマーク
ISMS認証マーク